タイトル「古宇利島」

タイトル「沖縄の旅」
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2007年2月24日

夜明け前に妹宅を出発。羽田行き高速バスで空港には6時に着きました。 6時55分出発なので、自然に急ぎ足でカウンターに。引き換え証を搭乗チケットに変える手続きをした後、 機内には手荷物はひとつだけなので、妹たちの荷物を預けるのに、混んでいて時間がかかりました。じきに係りの方から 「搭乗口の方へどうぞ」と声をかけられました。車椅子客は先に機内に案内してくれます。金属探知機をくぐるとやっぱり 反応がでたようで、女性のボディチェックを受けました。(体内に金属が入っているのでしかたないです..) 搭乗口まで移動すると、アテンダントさんに案内してもらい、機内へ。ここで機内用車椅子に乗り換えました。 入り口から2列後ろの窓際2席と通路をはさんでの1席でした。(窓際は姪に譲って私はその隣に。) 私たちが落ち着くと一般客がどやどやと乗り込んできました。巻き込まれないようにとの配慮ですね。

飛行機は定刻に飛び立ち、2時間40分、1550kmの空の旅が始まりました。シートベルト解除サインが出るのを待って、さっそく朝食。 といってもパンと飲み物(今回は機内に持ち込めました)です。食後に朝のお薬も服用してようやく一日が始まる感じでした。 右側席からは眼下に富士山がきれいに見えてきました。(姪に写してもらって!) 雲海を眺めたり、配られたお菓子とペットボトルで一服したり、印刷してきた資料に目を通し話していると、那覇に到着しました。 私は飛ぶ時より、着地の瞬間がいやに緊張します。 降りる時は私たちは一番最後でした。アテンダントさんが空港出口から連絡通路、モノレール改札までずっと車椅子を押して送ってくれました。 (とても親切なのに感激)蘭の鉢植えの前では記念写真も一緒に♪。
「楽しいご旅行を!」と見送ってくれた Nさん、お世話になりました。 駅員さんの誘導でホームからモノレールに乗りましたが、ホーム側のボタンを押すとグッと床が持ち上がり スロープになりました。こちらでは板を渡す方法しか体験したことがなく、進んだバリアフリーシステムに驚きました。

「おもろまち駅」まで20分。見えてくる那覇市街を写したりしました。駅前、DFSビル内の1階レンタカーカウンターにまず直行。 手続きをしてから、店内を歩き、地下の貸し出し所に行くようなルートなっています。店内ではさっそく口紅など買ってしまいました (足を止めるように考えてるのね!) 後ろ髪を引かれつつ地下に降り、貸し出し手続き(すごーくのんびり〜モード)の後、12時ころキューブで首里城に向けて出発しました。
助手席に座った姪がチャチャッとカーナビをセット。今の子供はこういうことが得意なのね。
30分くらいで公園駐車場に着きました。身障者用の所まで案内、公園地図で説明をしてくれた係り員さん、完璧な沖縄弁で慣れるまでちょっと時間がかかりました。 「ゆっくり観てらっしゃいね〜」と独特なイントネーションで見送ってくれました。姪が地図にあるスタンプラリーを したいと言うので、順路を歩けば8箇所まわれるね!とスタートすることにしました。
そうそう、その前にお昼をとファーストフードランチを。ここでタコライスと出会いました。 ちょっとピリッとしたチャーハンのようなのですが、上にのっているレタスのシャキシャキ感と一緒に食すと美味しい! お腹も落ち着き、首里公園一周(兼スタンプラリー)へ出発〜♪
(下段に続きます)


首里城では「春祭り」期間中。思いがけなく琉球舞踊を堪能できたり、ショーイベントも見ることができてラッキーでした。 舞踊を見終わって城内見学にと思い動こうとすると、前庭で琉球王朝時代再現をした衣装を着たモデルさんたち (中に染色を学ぶ高校生もいるそうです)のショーが始まり華麗で美しいので足が止まってしまいたくさん写しました。
それから、ようやく城の中に入りました。完璧なバリアフリーで、階段昇降機、エレベーターを何回か使い、隅々まで見学ができました。 感激したのは、当時の姿に扮装した王とお妃、おつきの一団が城内を歩くショーに出会ったことです。 カメラを持っていた私に「もう少しでここを通りますよ。」と係りの方が教えてくれたので、スタンバイして待ちました。 優雅な歩き方で段々と近づいてきてくれて、しばらく立ち止まっていてくれました。映画のワンシーンのよう!です。 「もう、よろしいでしょうか?」と王(俳優さんみたいにステキ)が声をかけてくれたので「ありがとうございました!」とお礼を言いました。いい思い出♪
城の外の公園もとても広いです。スタンプの場所が見つからずウロウロもしましたが、ゴールの守禮の門に到着。姪はシールシートをゲットしました。
のども乾いたのでフレッシュ生ジュースを飲み、お土産コーナーを通って車に戻りました。 規定の2時間ははるかにオーバーしていましたが追加料金もなく、首里公園を後に一泊目の宿泊場所「郵便貯金会館.メルパルク」へ。メルパルク内レストランで夕食を済ませて、早々に就寝しました。

2007年2月25日と26日

この二日間はレンタカーをフルに使って、本島中部を走り回りました。曇り後小雨の25日はやむちん通り(壷屋焼きの工房、店が立ち並ぶ石畳の通りです。)で買い物。 牧志市場、国際通り(この日は沖縄マラソンで歩行者天国)を見てから、午後高速道路で本部町までドライブ。 海に沈む夕日がきれいでした。 そして、二泊目の宿泊場所「ゆがふいんBISE」へ。夕食は那覇三越で買ったお弁当でした。

あくる日の26日は快晴。暑くなる予感! 古宇利島まで橋で渡った後、楽しみにしていた国営海洋博記念公園の中にある「美ら海水族館」を訪れました。 3つあるゲートで一番近い北口から入りました。身障者は入場料無料です。吹き抜けのエントランスから海が見えたり、銅製のいるかが空に泳いでいたり ダイナミックなロケーションでした。3階から入場して螺旋スロープで序々に下っていくと、巨大(日本一)水槽の底になります。 沖縄付近の海溝のようにできているそうで、水槽の中にはじんべい鮫3頭、エイ、マンタ他たくさんの種類の魚たちが 適した深さで住んでいるようです。目の前を横切るじんべい鮫の姿は圧巻でした。上に小判鮫も乗っていたりして。
水槽の周りは簡単な食事もとれるようなスペースです。ここでまたタコライスランチをしながら、たぶん3時間位は眺めてました。 写真を撮ったり携帯写真を送ったりと時間を忘れました。 午後まで水族館に居るとは予定外でしたが、姪が好きなパイナップル園を見学。さらにドライブ途中にステキな南国風建物を発見。 行ってみると名護市役所でした。 写真を数枚写しその後、備瀬のふくぎ並木を写しに立寄り散歩道の終点から雄大な東シナ海を撮影。三泊目の宿泊場所の恩納村「サンセットヒル」へ。 到着してすぐにレストランへ。洋食コースをいただき、ぐっすり夢の中☆。



2007年2月27日

沖縄最終日も晴れのよい天気でした。嘉手納基地辺りから高速道路に乗り一路南部のひめゆりの塔を目指しました。 顕花をして、資料館を見学。当時の女学生さんたちも80才を超える年齢だそうです。インタビュービデオの痛ましい話に、 胸がつまる思いでした。二度と繰り返さなで欲しい!心の底から思いました。そして平和な時代に旅をすることが出来る有難さを痛感しました。

早めに空港に行くことにして、おもろまちでマックランチしてからレンタカーを返却、膨らんだ荷物を持ちモノレール乗り場へ(ココがきつかったね) 3時ころ空港に。カウンターで荷物を預けて身軽になって、空港内で最後の買い物。 お茶をして、夕食のお弁当を買ってとしてるうちに時間はあっという間に経ってしまいます。
車椅子の私たちは乗り込みが一番なので、早めに中に入りました。(帰りもボディチェックを受けて!)妹がDFSの品物を受け取りに行っている間、蘭の花を写していました。 出発が30分遅れて6時でした。楽しい思い出とともに妹宅に10時半に帰宅。次の日自宅に無事に戻りました。 那覇から送った荷物が先に届いてました(笑)
たまたま姪の学校が4日間休みというタイミングに合わせての今回の旅でしたが、あちこちとよく動きました(笑)。車椅子の名介助の姪と名ドライバーの妹に感謝です。ありがとう!!


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